COLUMN
コラム
- 2022/07/26
- IT導入補助金vol.1|IT導入補助金2022の概要
IT導入補助金とは?
IT導入補助金とは、中小企業者等が行う生産性の向上を目的に、※ITツールを導入する際に要する経費の一部を補助するものになります。
補助金額・補助率については、当サイトのコチラ☞【IT導入補助金の紹介ページ】をご参照ください。
※ITツールとは?
ITツールとは、IT導入支援事業者が提供し、かつ事務局に事前登録された補助事業者の労働生産性向上に資するソフトウェア・オプション・役務・ハードウェアの総称(一部のハードウェアは事前登録不要)です。
なお、「デジタル化基盤導入類型」においては、“会計・受発注・決済・EC”のいずれかの機能を保有するソフトウェアに限定されますが、一方でハードウェア購入費(PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機、POSレジ、モバイルPOSレジ、券売機)も補助対象経費として認められます。
申請できる事業者とは?
1.中小企業・小規模事業者等であること(以下の表に記載する者)
2.日本国において登録されている個人または法人であり、日本国内で事業を行っていること。
3.交付申請の直近月において、申請者が営む事業場内最低賃金が法令上の地域別最低賃金以上であること。
※事業場内最低賃金とは、補助事業実施場所で働く従業員に適用する時給額(月給制などの場合は時給換算した額)のうち最も低い額となります。また、地域別最低賃金とは、補助事業実施場所が所在する都道府県に適用される最低賃金となります。
申請するための要件とは?
1.gBizIDプライムを取得していること。
gBizIDプライムは、電子申請をする際に必要なIDとなります。
下記サイトからIDを取得することができます。
2.「SECURITY ACTION」の宣言を行うこと
「SECURITY ACTION」は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する中小企業・小規模事業者等自らが、情報セキュリティ対策に取組むことを自己宣言する制度です。
IT導入補助金2022では、「SECURITY ACTION」の「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」の宣言を要件とし、交付申請作成時に宣言済アカウントIDの入力を求め確認を行います。
3.労働生産性の伸び率の向上が、1年後の伸び率が3%以上、3年後の伸び率が9%以上の数値目標を作成すること
※労働生産性とは、粗利益(売上-原価)/(従業員数×1人当たり勤務時間(年平均))により算出された値です。
申請のフローは?
1.事業のスキーム
本事業の通常枠(A・B類型)、デジタル化基盤導入類型は、以下スキーム図のように「IT導入補助金事務局」「IT導入支援事業者」「中小企業・小規模事業者等」の3者で遂行されます。
※IT導入支援事業者(ITベンダー・サービス事業者)とは?
IT導入補助金の申請をサポートする事業者であり、当社シパーズもIT導入支援事業者です。
具体的には、ITツールの説明、導入、運用方法のサポート、補助金の交付申請や実績報告等の事務局に提出する各種申請・手続きのサポートを行います。
2.申請の流れ
下図のように、中小事業者とIT導入支援事業者が一緒になって、申請・手続きを行います。
さいごに
以上、今回のコラムではIT導入補助金の概要をご紹介しました。
次回vol.2は、通常枠(A・B類型)についてご紹介したいと思います。
シパーズはIT導入支援事業者に登録しており、これまでに多数の事業者様の申請サポートを行っております。
申請についてのご相談などどのようなことでもお気軽にお問合せください!